THE JAPANESE EXPERIENCE
FROM TUESDAY 24th TO SATURDAY 28th APRIL 2007, THEATRE DE NIMES (FRANCE)
現代日本アートシーンの驚異的な創造力の最中を1週間にわたって冒険しましょう。市内4箇所に設置されたスピード写真ボックス、あふれるエレクトロ、ネオダダパフォーマンス、規格外の歌、幻想的なダンス…。5昼、8夜、15の企画、40人のアーティストによる衝撃的なプログラム。高度技術が不条理の境と気軽に親しむ、起爆的アートシーンとの出会い。ニームでまたとない体験が待っています。さあ、ご用意はいかが?ニッポンのクリエイティブな猛威の真っ只中に潜り込みましょう。
     

Photo © Albane Laure

Saturday 28th Avril 2007 at 15:00 - Court of the First Instance (10+11+12=Price Code V)
JON(犬) (Tokyo)

コンサート

息切れした古いオルガンを踏み踏みする巨大な犬が漏らすかぼそい声。JONとはこの毛の抜けたデブのわんちゃんのことで、犬の暮らしや近所の猫のこと、おやつの時間のことなど、極端に内容の乏しい歌詞が、とてつもない自信をもって歌い上げられる。このともかく不条理なパフォーマンスは、不思議で、可笑しい、そしてちょっとばかりノスタルジックな雰囲気に観客を沈めこむ。

1972年生まれ、上原ショウコは幼少のころからテレビを真似て歌い始める。両親にクラシックピアノを習わされるが、教室にはしぶしぶ通っていた。初期のパフォーマンスでは、牛の模様のパジャマで登場、1997年からは、合成毛でできた巨大な狼のコスチュームを全身にまとい、JON(犬)と命名、飼い犬をテーマにしたレパートリーの延長として納得される。4枚のアルバムを発表、最新の「へっこむディスク凹」はレーベル円盤からリリースされている。